WORKS 施工事例



目隠しを兼ねた門柱塀に主張を持たせたエントランスです。
メッシュかご(ガビオス)と割石が作る新しい表情の外構です。
日本古来から、円筒形に編んだ竹に石材を充填し、河川の整備に使っていたものを蛇籠(じゃかご)と呼びます。
近代ではその蛇籠(じゃかご)は、金属製のメッシュ製に変わりましたが、土木の現場で活躍してきました。
最近ではその見た目のおもしろさが注目され、新たな使い方が試されています。
ガビオスのシリーズは使い方によっては、斬新な雰囲気や野趣溢れる空間創りもできる、おもしろい商品です。
こちらのお宅では、RC打ち放しと組み合わせる事で、モダンでより印象的な存在になりました。


境界に設置した板塀は、横桟の前後に板を取り付ける方法にし、目隠しと通風を両立しています。
板は本物の木材ですが、柱と横桟はアルミを使用しているので、強度や耐久性の高い仕様になっています。
足元にグリーンベルト(植栽の帯)を入れたのもこだわりのポイントです。
板塀との立体感やコントラストも美しい仕上がりとなりました。